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 天災・事故はいつ起きるか私たちには予測できません。
 日頃から、伴侶動物の避難対策もしておきましょう。
 まだ記憶に新しい阪神淡路大震災。あの時私たちは動物と生活している被災者でした。道路は寸断され、水道・ガス・電気という生活のパイプラインが途絶えた中、動物たちと共に生活した経験から、日頃からの避難対策の重要さを改めて感じたものです。
 そこで、準備していたら便利なものや、普段から心がけていたら良い事を紹介致しましょう。



●準備しておくと便利でしょう。
・ 予備のフードとお水
 普段からストックが残る計算で次のフードを買っておくと便利です。
・ 衛生用品等
 ペットシーツ・ティッシュ・ビニール袋・消臭剤・猫用砂の用意は、震災の時にも、大変役に立ちます。いつもと違う状況に動物たちもストレスを感じています。おトイレだけでもいつも使い慣れたものを準備してあげたいですね。
・ 救急用品
動物用救急道具・慢性病の犬にはお薬も余分に手元に置いておきましょう。    
・ キャリーバッグ、クレート
避難所では、動物たちをクレートに入れておかなければ入れない場所がほとんどです。
・ その他
 懐中電灯 震災は、いつ起こるかわかりません。念のため準備をしておきましょう。 
 古新聞紙
 バスタオル

 紙皿  お水がなくて洗えない時に使い捨てで便利です。
 予備のリード・首輪
 水のいらないシャンプー類

 ●記録しておくと助かります。
 ・動物病院の診察券番号と犬鑑札番号や狂犬病予防注射済み票番号を記録しておきましょう。
 ・近隣でフードが買えない場合のために、通販や取り扱いのお店の電話番号を記録しておきましょう。  
 



● 必ず、付けておきましょう。【いぬ】
・ 狂犬病注射済み票と鑑札は、首輪等に必ず付けておきましょう。
・ 可能であれば、電話番号等が記されているタグを付けておくのもよいでしょう。しかし、被災している最中に取れてしまう恐れがありますので、日ごろから取れやすくなっていないかをチェックしておきましょう。
布製の首輪に名前や電話番号を刺繍するタイプもあります。



● ご近所の方に、必ず犬がいることを紹介しておきましょう。【いぬ】

 もし、自分が重い怪我をしたり万一の時、この家庭には犬がいるという事を事前に知らせておけば、気に掛けて下さるかもしれません。


● 最低限のしつけをしておきましょう。【いぬ】

 被災時は、家庭で見られる場合を除いて、ほとんどが避難所での集合生活となります。避難所では、多くの人々は疲れ切って将来の不安などを抱えておられ、ストレスも増大しています。そんな時に、人に馴れていない犬や恐怖で怯えている犬が、飛び掛ったり吠え続けていたらどうでしょう?。犬だけでなくあなた自身まで非難を浴びることになりかねません。これは、普段からしつけの中で慣れさせておく必要があります。社会化の時期(生後約1ヶ月から3ヶ月)より、多くの犬や人にふれあい経験(ワクチンを接種し子犬の免疫がつくまでは十分に注意)させることです。その経験の中で、して良いこと、悪いことのメリハリを教えてあげましょう。

折りたたみクレート そして、上記でも述べましたが、避難生活を送る場合、クレートで過ごす事を余儀なくされます。クレートの中は犬が落ち着ける安全な場所にもなりますので、日頃からクレートでお留守番をしたり、休む練習をしておきましょう。
 
 また、様々な事情で共に生活することが出来なくなる場合もあります。その時は、新しい飼い主さんに大事な伴侶動物を託すこともあるでしょう。この場合でも、犬や人に良く慣れている落ち着いた伴侶動物の方が、新しい飼い主さんも見つかりやすく、一時的にシェルター等で預かって頂く場合にもお世話をする方の負担が軽減されるでしょう。


● 万一、伴侶動物が逃げだしたり、はぐれてしまった時の対応

 地震等の天災を動物たちはいち早く察知する能力を持っていると言われており、研究も進められています。
また、天災の状況によっては、家屋が壊れたり火の手が上がる危険性もあるため、動物たちが驚いてとっさに逃げてしまったり、避難生活の途中ではぐれてしまう事もあるでしょう。もし動物とはぐれてしまった場合は、最寄の保健福祉事務所や警察に一報を入れておきましょう。犬の場合、畜犬登録をし、犬鑑札をつけていれば、どこかで保護された場合、連絡をもらえる場合もあります。
また、大きな天災の場合、動物救援本部等が設置されている場合もありますので、連絡を取ってみるのも良いでしょう。この作業は必ず行いましょう。
時々、犬など家に置いたままで避難されている場合がありますが、これはやめた方がよいでしょう。何故なら、逃走の恐れをはじめ、いつもとは違う空気に気が立っていて咬傷事故等も起こりかねないからです。止むを得ずこのような措置をとる場合は咬傷事故等がおきぬよう置く場所を配慮したり、連絡先を明記しておくのも良いでしょう。


● いつまでも、一緒にいたいから・・・。
 どんな場合でも、今まで一緒に生活していた伴侶動物と過ごしていける様に日頃から心がけておきたいものです。




 
      
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