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   第9回 「待て!」ができるのは・・・

 

●平成12年7月31日(月)(生後126日目)
  いよいよ歯が抜け初めてきたようだ。かりかりと何か噛んでいるなと思ったら、歯であった。元気に成長してくれるのは嬉しいけど、この可愛い子犬の時期は終わりなんだなーと思うとちょっと寂しい。カラーも大きいサイズに変えた。分かってはいるものの、犬の成長は早いものである。

 

●平成12年8月1日(火)(生後127日目)
 今日から、待てを教え始める。まずは、「座れ」でおすわりをさせてから、「待て」と言ってねねの顔の前に手のひらを出し、そのままおすわりを続けさせる。それができれば、誉めてご褒美をあげる。まだ、2秒待てたらいいくらいで、すぐに立ち上がろうとする。でも、既にいろんな場面で「待て」が必要な時が出てきているので、がんばろう。
 しかし、本では20分間待てができるようになること書いてある。これはなかなか大変だなあ。

 

●平成12年8月2日(水)(生後128日目)
 今日の夕方のお散歩では、なんと成犬に混じって、ボールの追いかけっこをした!これはかなりの進歩である!といっても,まだ遠慮がちで、皆の後ろを追いかける程度ではあるけれども。ちょっと大人になってきたかな?
 しかし、犬の行動を観察しているとおもしろい。一つのおもちゃをめぐって、ちゃんと上下関係が出来ていて、争いが起きないように、無言の会話が交わされているのである。そういう見方をすると、今のところねねはちゃんと目上の犬に対しての礼儀はできているようなので安心である。

 

●平成12年8月3日(木)(生後129日目)
 最近のお気に入りは、氷である。床をつるつる滑るのがおもしろいらしい。当たり前の事ながら、溶けるということはわからないらしく、しばらく置いた後、戻ると無くなっているので、大騒ぎをして探し回る。そのしぐさがたまらなく可愛くて、大笑いしてしまう。
 「待て」はまだまだ。どうもねねの欠点は落ち着きがないことである(この時期の子犬に落ち着きを求める方が間違ってはいるけれども)。「目の前にご褒美があるのに我慢できるわけないじゃない!」と言わんばかりにそわそわする。20分はいつのことになるやら・・・。

 

●平成12年8月4日(金)(生後130日目)
 今日も引き続き「待て」の練習。相変わらず、そわそわ落ち着かない。

 

●平成12年8月5日(土)(生後131日目)
 今日のパピークラスは1時間早いクラスに参加した。まずは、いつものとおりタッチングでおとなしくさせてから、全身チェックを行い、ブラッシング、歯ブラシと順番に行う。初めて出会う犬たちなので、ねねだけでなく私も少し緊張していたのか、やはり落ち着くことはできなかった。これが今のところ一番難しいと感じる。その後の、呼び戻しは、ばっちり!である。散歩の時に十分やっているので、問題なくできた。一目散に私に向かってくるねねの顔は本当に可愛い!
 さて、今日のクラスでは、インストラクターの先生からトイレの話をしていただく。用を足しているときに、号令をかけるというものである。そうすれば、その号令を言えば、犬が用を足すようになり、して欲しいときにトイレをさせることができるようになるという事である。確かにこれは、この先いろんな場所にねねと出かける場合、必要になってくることだと思うので、早速、号令をかけることにしよう。

 

●平成12年8月6日(日)(生後132日目)
 今日は、1日用事があったので、夕方ねねを実家に迎えに行く。1週間に1回と決めている耳そうじと、毎日の歯ブラシとブラッシングをするが、歯ブラシは歯が抜け変わっている最中で、あまり強くすると出血するので、軽く済ます。
   しばらくして、私の腕の中で文字通り大の字になって眠り始める。この無防備さが、可愛いい反面、今まで飼った犬ではまず見られなかったことであり、キャバリアの性格なのかと思うと驚きである。