TOP > 情報提供 > 暮らし情報 >ねねの日記〜完結編〜>ねねちゃん成長日記 >
 第5回 いたずらパワー全開!!




● 平成12年6月19日(月)(生後83日目)
 本当に良く寝るようになった。私の方が先に起きてねねを起こすパターンとなっている。
ねねは低血圧(?)なのかすっと起きない。しばらくボーっとしてから、突然目覚めたかのように、しっぽをふりふり「おはよう」を言いにくる。
 いつものように、夕方迎えに行く。なんだか最近、イタズラが激しさを増してきたような気がする。ちょっと放っておくと、ろくな事をしない。特に、帰宅後の1時間はエンジン全開で遊び回る。今日は、ちょっと目を離したすきに、部屋のベンジャミンの鉢植えの土をほじくり返し、ねねも真っ黒、床も真っ黒、やれやれ…。困った時はガムである。ガムをやると、噛むのに夢中でしばらくはおとなしくしているので、その間に用事を済ませる。
 もうしばらくして、2回目のワクチンを打って、本格的に散歩に行けるようになったら、ねねのパワーを発散させてやれるかな。

 

● 平成12年6月20日(火)(生後84日目)
 実家でも、イタズラが本格的になってきたようで、夕方迎えにいくと、食器の下に敷いてあるラバーのランチョンマットが4分の1かじられていた。ある程度のイタズラは正常な発達過程だと思うので、何かが汚れるとか、物が壊れる事自体については、仕方のないことなのだけれど、イタズラによる事故、特に電気のコード類による感電や誤食には細心の注意を払わなければならないと思うと、やはり目が離せない。
そんな飼い主の思いを、ねねはどう受け止めているのだろうか?
相変わらず、好奇心旺盛で天真爛漫に生きているように見えるのだけれど。
                                

 

● 平成12年6月21日(水)(生後85日目)
 相変わらずのパワーである。このパワーを完全に発散させてやっているのだろうか?と少し心配になるくらいである。キャバリアでこの程度なのだから、大型犬の子犬のパワーを考えるとおそろしい。早く散歩に連れていって、仲良しのお友達を作って、遊べるようになれば、さらに発散できると思うのだけれど。この時期の子犬の社会性の発達過程で必要な事とワクチンプログラムとの矛盾がつらい。                    

 

● 平成12年6月22日(木)(生後86日目)
 今日は、仕事で遅くなり、ねねは実家でお泊まりだった。ねねがいない我が家は何か物足りなく感じる。
仕事で遅く帰宅した旦那は、帰ってくるなり「ねねー!」と探しまわり、いないとわかると「なんや!つまらん!」と言っていた。
旦那は最初犬を飼うことに反対しており、私の説得(脅迫?)により、しぶしぶ同意したのだが、飼ってしまえば、絶対に可愛がるとふんだ私の思惑は大正解だったと言えるのだが、ここまで可愛がるようになるなんて、嬉しい誤算に心の中で笑う私であった。              

 

平成12年6月23日(金)(生後87日目)
 さすがに金曜日は疲れる。ねねを見ると疲れもふっとんでしまうのだけど、ご飯を食べるとうたた寝してしまう。
そんな私を遊びに誘うねね。髪の毛は引っ張るは、顔はべろべろ舐めにくるは、容赦ない!お願い、ゆっくり寝かせてくれい!
              

 

● 平成12年6月24日(土)(生後88日目)
 何てことをしてしまったのか。飼い主として恥ずかしい。
 朝、いつものようにパワー全開ではしゃぎ回っているねねに、私も調子に乗ってしまい、ねねが足に飛びついてきたところを、足で払いのけてしまったのだ。部屋のドアに左の後ろ足をぶつけてしまい、ぎゃいーん!とすごい声で叫び、びっこをひいてその場から逃げ出してしまった。頭がパニックになり、どうしてよいのかとっさに判断できなくなり、取りあえず歩かせてはいけないと、ねねを抱いておろおろする始末。ねねは、きゅーんきゅーんと鳴き、かなり痛がっている。我が家に来た時から、後ろ足が前足より貧弱なのが気にはなっていたが、特に問題もなく走り回っていたので、大丈夫かなと安心しかかっていた矢先の出来事だった。しばらくすると、少し落ち着いてきたのか、痛いながらもうとうとし始める。
 その後、病院へ連れていく。病院へ着くまでにはだいぶん回復し、四本の足で歩けるまでになっていた。
先生に股関節から膝まで触診してもらったところ、やはり左の膝関節を触るときゃん!と鳴く。先生が言うには、左の膝関節が弱いようだけど、散歩に本格的に行くようになり、運動をしっかりし、筋肉をつければ関節を保護できるので、それで様子を見ることにしましょうとのことであった。
 今日のことは、本当に反省しなければいけない。飼い主として失格である。ねねを守ることが私の一番の役目なのに
情けないことである。
 ねねは、時期が来ていたので、ついでに打ったワクチンのせいか、朝の事故のダメージからか、家に戻ってから夕方までずーと寝ていた。             

 

● 平成12年6月25日(生後89日目)
 今日は本当なら、パピークラスに行く予定にしていたが、昨日の事もあり、他の犬と遊ぶことが足の負担になるといけないので、キャンセルすることにした。しかしながら、ねねは足もすっかり良いようで、走り回っている。良かった!