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   第4回 パピークラス開始!!

 

● 平成12年6月12日(月)(生後76日) 晴れ
 今日から、再び二重生活が始まる。朝6時にねねを実家に送りに行く。ねねを見るなり父は『ねね、おかえり〜!』なんて言う始末。それを言うなら『ねね、いらっしゃい!』だろう!こんなにみんなに愛されているねねはなんて幸せなんだと思った。でも、その分ねねこそ私たちに幸せをくれているのだから、むしろ幸せなのは私たちの方だね。特に私はねねが来てから、毎日が楽しくて仕方ない。犬を飼うのは始めてではないけれど、こんなに楽しいものだったのかと今さらながら驚いている。
 さて、今日は仕事で遅くなることが予め分かっていたので、ねねは実家でそのまま泊まらせることにした。ちゃんと、おりこうにしているかな?まあ、あの性格なら心配することもないけれど。

 

●平成12年6月13日(火)(生後77日) くもり
 ねねは実家にお泊まりだったので、今日は久々にゆっくり寝る。ちょっと嬉しい。
その分、仕事が終わったら猛ダッシュで、実家へ向かう。といっても、ねねは普段と変わらないお出迎え。
母の『父が帰ってくるとすごい喜ぶよ!』なんて一言に父に対し嫉妬心が湧く。まあ、仕方ないか。
1日12時間も離れてるんだもんなあ。ねねが気持ちよく過ごしてくれているなら、それはそれで私としては安心だし、というところで、自分の気持ちを落ち着けた。これって、ねねに恋している恋人のようなものだと、一人で笑ってしまった。
 夜もよく寝るようになった。朝4時頃トイレで起きることはあっても、そのまますぐ寝るようになったし、少し楽になった。トイレも少しシートから外すことはあっても場所は覚えたようだ。よしよし。

●平成12年6月14日(水)(生後78日目) 晴れ
 今日もいつも通り朝送りに行き、夜迎えに行く。
実家では、昼間とても良く遊んでいるようで、特に父がよく遊んでくれているようで、だからこそ父のことが好きなのもうなずける。
 しかし、家に戻ってきてから、私から離れようとしないのが、少し気になる。顔が見えていると、安心して一人でも遊ぶのだけど、顔が見えなくなると探し周り、私が台所で食事の用意をしている間はずっと私の足下にいる状態である。これは、もう少し大きくなれば、自然に解消されることなのか、分離不安の兆候なのか。
いずれにせよ、ある程度大きくなれば、一人でお留守番もできるようになって欲しいので、少し気になる。
また、パピークラスで先生に聞いてみることにしよう。

●平成12年6月15日(木)(生後79日目) 晴れ
 今日から、クレートトレーニングを少しずつ始めることにする。というのも、あまりクレートに入ろうとしないのを放っておくのも良くないと思ったからである。
 まずは、クレートの中でガムをあげることにする。これは前からやっていたことだけれど、クレートから離れるととたんに出てきたので、今回はクレートの前から立ち去らずに、クレートの前に居ることにする。そうすることで安心してクレートの中にいることができるようである。それと、熟睡した際に、クレートの中に入れてやることにした。一旦眠るとそうそう起きないので、クレートの中でぐっすりと眠っていた。よしよしこの調子でやっていくことにしよう。
 ブラッシングコングにフードとレバーペーストを詰めたものをサークルに固定してやると、夢中で食べ(なめ)始めるので、その時にやってやると、上手くいく。この方法は耳掃除や爪切りにも応用できそうである。

          

 

●平成12年6月16日(金)(生後80日目) はれ
 金曜ともなると、朝なかなか起きられない。最近はねねもぐーぐー寝ているので、目覚まし時計にはなってくれない。明日は、いよいよパピークラスがスタートする。力が入るのは飼い主だけで、ねねはそんなことお構いなしで、今日も天真爛漫に生きている。

 

●平成12年6月17日(土)(生後81日目) 雨
 朝6時半頃起きる。最近、窓から外を眺めるのがお気に入りのねねである。今日は、小学生が学校に行く姿を興味深げに眺めていた。
 昼前に、パピークラスに行くため家を出る。雨なので車で行くことにした。相変わらず車の中では眠っている。
  今日クラスは雨のせいか参加者が少なく、4ヶ月のビーグルの雄とねねの2頭であった。
まず、アイコンタクトの練習。これは日頃あまり意識してしつけていなかったけど、結構上手くいった。
先生より、フードを顔から放して、それでも呼べば飼い主の顔をみるようにまでにするように言われる。
できるかなあー。次にお座りの練習。これは日頃からばっちりできているので、なんの問題もなくクリアー!
 問題は、呼び戻しである。結構できると思っていたが、ビーグルくんと遊ぶのに夢中になると、ダメである。
おまけに、呼んでも30センチほど手前で止まってこちらの様子を伺う。今からこの調子では、これからが思いやられる。少し、おいでを練習するとしよう。先生より、宿題をいただく。
 1. 食事のときにアイコンタクトを10回
 2. 『名前+おいで』で呼んで食事をあげる
 3. いろいろな場所で、いろいろな時におすわり(信号、ドアの前)
 4. クレートの中にご褒美を入れて食べさせる
 5. 体中をさわる

  さあ、大変だ!がんばってやるとしよう。
ねねはビーグルくんと大はしゃぎであった。犬同士が遊んでいるのを見ると、人間が遊んでやることの限界を感じてしまう。やはり犬には勝てないなあ。私ができることは、こんな機会を与えてやるくらいの事かな。夜は、飼い主共々疲れてしまい、早々に二人して寝る。




●平成12年6月18日(日)くもり時々 晴れ
 やはり朝は6時半ごろお目覚めである。こっちは頭痛でふらふらの中起き、いつものように朝ご飯をやって、
一緒に遊ぶ。そうそう、昨日宿題で出た、アイコンタクトを早速やってみるも10回は集中力が持たない。
せいぜい5回かな。まあ、仕方ないかあ。『名前+おいで』は、フードではダメである。大好物のゆでたささみでなんとかできるかな、って感じである。
 その後、人間のご飯を済ませた後、掃除をする。ねねはしばしクレートに入れておくことにするが、なんとおりこうさんなことに、鳴きもせず、ぐーぐー寝てしまった。タイミングがよかったのかなあ。なんにせよ、素晴らしいことである。
 その後、公園に散歩に出かける。やはり犬の少ない芝生公園にした。ねねは、通り過ぎる人全てにしっぽをふりふり、近づこうとする。これには正直飼い主である私も驚くばかり。今までの感じでは、可愛い!といって相手をしてくれるのは、20歳代の女性が圧倒的に多い。うちの旦那は、『犬を連れていると若いおねーちゃんと話せる!』と喜んでいる。キャバリアの犬種名を知っている人が少ないのは以外だった。公園で、すわれと呼び戻しの練習をする。すわれはバッチリ!呼び戻しは、やはり30センチ手前でこちらの様子を伺う。ささみを持っていてもダメ。なんか良い方法はないものかなあ。